外資アパレルのベトナム進出続々、FTAやTPP見込み

2018年8月6日 18:18

 ベトナムのアパレル産業への外国直接投資(FDI)流入額が2018年上半期(18年1~6月)に28億米ドルとなり、これまでの累計で175億米ドルになったことが分かった。ベトナム繊維・縫製品協会によれば、ベトナムや日本など11カ国による「包括的および先進的環太平洋連携協定(CPTPP)」と、ベトナムと欧州の自由貿易協定(EVFTA)の締結を見越して、投資が増えているという。ベトナムプラスが2日付で伝えた。
 ベトナムのアパレル業界では現在、原料の輸入依存度が高い。こうした中、外資系企業はTPPやFTAの関税メリットを受けるための原産地規則を通過し、また輸出競争力を高めるため、ベトナム国内で原料生産から一貫して行うための投資を行っている。今年上半期にはドイツ企業が中部高原ラムドン省ダラットに羊毛の紡績工場の建設を開始。南部ドンナイ省では米国企業が大型の紡績工場の建設を開始した。
 ある業界関係者は、外資のアパレル企業がベトナムに進出する一方で、地場企業は外資と競争するための基盤づくりが必要と指摘。原産地規則のほか、品質に注意を向ける必要があると述べている。

内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。

検索


日付:日〜



購読者様専用フォーム

ログインステータス

ログインしていません。

ジャンル